53歳の夫が交通事故に遭い、脊髄損傷で四肢麻痺となってしまいました。

保険会社からは、示談金として、約9800万円を支払うと言われています。

私自身も、夫がこのような状態になってしまった事実をなかなか受け入れられず、精神的に不安定になり、病院でパニック障害と診断されました。

保険会社の言う金額で将来の介護や生活がまかなえるのか、不安ばかりで毎日悩んでいます。どのように判断すればいいのでしょうか?どうかお力を貸してください。お願いします。

弁護士からの回答

保険会社から賠償額の提示があるということですが、これが適切かどうかを判断するためにはその内訳をみる必要があります。

今回ご主人様は脊髄損傷で四肢麻痺となってしまったということですから、損害としては、
1 治療費等
2 入院雑費
3 ご親族の付き添い費用
4 休業損害
5 傷害慰謝料
6 逸失利益
7 将来介護費用
8 後遺症慰謝料
などが考えられます。

これらのうち、1~5までは治療が終了するまで(症状固定といいます)の損害で、6~8は、症状固定後に残った後遺症に基づく損害となります。

治療費等や休業損害については原則として実損が計上されることになりますが、その他の損害については、傷害慰謝料は入通院期間、後遺症慰謝料は等級ごとに基準が定められていたり、逸失利益や将来介護費用については特殊な計算の仕方(考え方)があるため、これに照らして妥当な金額が計上されているかを検討することになります。

また、事故状況によってこちらにも過失がある場合、全体の損害に対して過失相殺をされることになります。

そのため、この過失割合が適切かどうかについても検討する必要があります。

逸失利益、将来介護費用、過失割合等の検討には専門的知識が必要となりますので、保険会社から賠償額の提示がされている段階でしたら、お早めに弁護士等専門家にご相談されることをお勧めします。

関連キーワード
交通事故の弁護士無料相談

交通事故の後遺障害1級~14級・死亡事故のご相談は無料です

交通事故の弁護士解決実績 交通事故を弁護士に相談する

交通事故の慰謝料自動計算機

後遺症自動シミュレーション 死亡事故自動シミュレーション

おすすめの記事
交通事故相談
16歳の娘が交通事故に遭い、顔に傷が残ってしまいました。 後遺症は、外貌醜状で12級14号です。 保険会社から、外貌醜状は労働に影響を与える...
交通事故と弁護士
過失割合についての相談です。 私が交差点を青信号で直進しようとしたところ、対向方向から右折してきた自動車と衝突しました。 私は前方をよく確認...
交通事故相談
自動車保険には自賠責保険と任意保険がありますが、どちらから賠償金を受け取ったらよいでしょうか?両保険の関係を教えてください。 弁護士からの回...