交通事故の死亡事故・後遺障害被害者の質問に回答
交通事故弁護士相談Q&A

交通事故の被害に遭った時の慰謝料の計算は?

2014年08月11日

 交通事故による慰謝料には、傷害を負った場合に支払われる傷害慰謝料と、後遺症が残った場合に支払われる後遺症慰謝料、死亡した場合に支払われる死亡慰謝料があります。

①傷害慰謝料について

日弁連交通事故相談センターが発行している「民事交通事故訴訟損害賠償額算定基準」(赤い本)の入通院慰謝料の別表Ⅰをもとに、入通院期間を基礎として算定します。

 通院が長期にわたり、かつ不規則である場合は、実通院日数の3.5倍程度を慰謝料算定の目安とすることもあります。

むち打ち症で他覚症状がない場合は、赤い本の別表Ⅱに従って算定します。この場合、慰謝料算定のための通院期間は、その期間を限度として、実治療日数の3倍程度を目安とします。

ただし、実際の裁判では、表にただ当てはめて算定するのではなく、治療期間や傷害の内容、程度等個別の事情を考慮して、金額が決定されることになります。

赤い本の入通院慰謝料の別表は下記のとおりです。

<別表Ⅰ>

(単位:万円)

入院

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

通院

53

101

145

184

217

244

286

284

297

306

314

321

328

334

340

1

28

77

122

162

199

228

252

274

291

303

311

318

325

332

336

342

2

52

98

139

177

210

236

260

281

297

308

315

322

329

334

338

344

3

73

115

154

188

218

244

267

287

302

312

319

326

331

336

340

346

4

90

130

165

196

226

251

273

292

306

316

323

328

333

338

342

348

5

105

141

173

204

233

257

278

296

310

320

325

330

335

340

344

350

6

116

149

181

211

239

262

282

300

314

322

327

332

337

342

346

7

124

157

188

217

244

266

286

304

316

324

329

334

339

344

8

132

164

194

222

248

270

290

306

318

326

331

336

341

9

139

170

199

226

252

274

292

308

320

328

333

338

10

145

175

203

230

256

276

294

310

322

330

335

11

150

179

207

234

258

278

296

312

324

332

12

154

183

211

236

260

280

298

314

326

13

158

187

213

238

262

282

300

316

14

162

189

215

240

264

284

302

15

164

191

217

242

266

286

 

<表の見方>

1.入院のみの場合は、入院期間に該当する額(例えば入院3ヶ月で完治した場合は145万円となる。

2.通院のみの場合は、通院期間に該当する額(例えば通院3ヶ月で完治した場合は73万円となる。

3.院後に通院があった場合は、該当する月数が交差するところの額(例えば入院3ヶ月、通院3ヶ月の場合は188万円となる。)

4.この表に記載された範囲を越えて治療が必要であった場合は、入・通院期間1月につき、 それぞれ15月の基準額から14月の基準額を引いた金額を加算した金額を基準額とする。 例えば別表1の16月の入院慰謝料額は340万円+(340万円 - 334万円)=346万円となる。

 

<別表Ⅱ>

(単位:万円)

入院

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

通院

35

66

92

116

135

152

165

176

186

195

204

211

218

223

228

1

19

52

83

106

128

145

160

171

182

190

199

206

212

219

224

229

2

36

69

97

118

138

153

166

177

186

194

201

207

213

220

225

230

3

53

83

109

128

146

159

172

181

190

196

202

208

214

221

226

231

4

67

95

119

136

152

165

176

185

192

197

203

209

215

222

227

232

5

79

105

127

142

158

169

180

187

193

198

204

210

216

223

228

233

6

89

113

133

148

162

173

182

188

194

199

205

211

217

224

229

7

97

119

139

152

166

175

183

189

195

200

206

212

218

225

8

103

125

143

156

168

176

184

190

196

201

207

213

219

9

109

129

147

158

169

177

185

191

197

202

208

214

10

113

133

149

159

170

178

186

192

198

203

209

11

117

135

150

160

171

179

187

193

199

204

12

119

136

151

161

172

180

188

194

200

13

120

137

152

161

173

181

189

195

14

121

138

153

163

174

182

190

15

122

139

154

164

175

183

 

 ②後遺症慰謝料について

後遺症が残った場合には、その障害の内容・程度によって、自賠法施行令別表に定められている後遺障害等級が認定されますが、後遺症慰謝料は、その認定された後遺障害等級によって金額が算定されます。

 赤い本による後遺症慰謝料は下記の通りです。

1級・・・2,800万円

2級・・・2,370万円

3級・・・1,990万円

4級・・・1,670万円

5級・・・1,400万円

6級・・・1,180万円

7級・・・1,000万円

8級・・・830万円

9級・・・690万円

10級・・550万円

11級・・420万円

12級・・290万円

13級・・180万円

14級・・110万円

 

③死亡慰謝料について

 

赤い本による死亡慰謝料は下記の通りです。

 

被害者が一家の支柱である場合・・・・2800万円

被害者が母親・配偶者である場合・・・2400万円

被害者がその他である場合・・・・・・2000万円~2200万円

(その他…独身の男女、子供、幼児、高齢者等)

 

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