3週間前に娘が片側2車線の幹線道路を青信号にて自転車で交差点を横断中に赤信号無視の乗用車にノーブレーキで衝突され娘は現在入院治療中です。

右上腕部骨折と骨盤骨折、医師の診断は「3カ月の加療が必要」近々警察の聴取があるようですがその時に加害者に対する処罰の意見を聞かれると思います。

仮に「寛大な処罰を望む」と言った場合、今後の示談交渉に不利になるような事がありますでしょうか?

事故当時の検証は目撃者もあり加害者も信号の見落としを認めています。
事故後毎日病院に謝罪に来てくれ社会的にもしっかりとした人である事と「どんな処罰も受ける」と猛省しています。

警察の話では死亡事故相当の事故であり量刑はかなり重いと言っていることから少し気の毒にも思っています。

もし今後の交渉に影響があるようなら「お任せします」と言った方が良いのでしょうか?

ご意見アドバイスをよろしくお願いいたします。

弁護士からの回答

交通事故が起きた場合には、民事上は、加害者(又は加害者の加入する任意保険会社)との間で損害賠償に関する示談(又は訴訟)を行うことになりますが、民事での示談交渉を行うにあたっては、刑事記録(実況見分調書、供述調書等)の謄写をすることが多いです。

刑事記録を謄写する主な目的は、過失割合の判断のための事故状況の確認ですが、加害者が事故を発生させた理由を確認し、慰謝料の増額事由がないかを確認する目的もあります。

加害者が起訴された場合には、裁判を行う際に用いられた刑事記録(実況見分調書、供述調書等)を謄写することができますが、加害者が不起訴となった場合には、通常実況見分調書しか謄写できません(供述調書は謄写できません)。

本件では、加害者に信号無視があり事故態様が悪質で、被害状況も大きいため、不起訴の可能性は低いと思いますが、被害者の方の処罰感情も刑事処分の決定する際の考慮要素となりますので、「寛大な処罰を望む」として、万が一不起訴になった場合には、供述調書の謄写が行えなくなる可能性がございます。

また、示談交渉への影響からは少し話がずれますが、ご相談を受ける中で当初は「寛大な処罰を望む」としたが、思った以上に処分が軽くなった(警察の話では「死亡事故相当の事故であり量刑はかなり重い」とのことですが、処分を決めるのは検察官であり、警察の話を鵜呑みにされない方がよろしいかと思います)、加害者の態度が後に変わった、後遺障害が思っていたよりも重症であった、示談交渉の際の保険会社の対応が非常に不誠実であったとのことで、処罰感情について、別の意見を述べればよかったと言われる方もおられます。

処罰感情については、被害に遭われた方のお気持ちを素直に話されればよろしいかと思いますが、上記のような点にも留意する必要がございます。

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