交通事故の被害にあって、現在保険会社と示談交渉中なのですが、インターネットを見ると、賠償額に事故の日からの遅延損害金を加算して請求できると書いてありました。

本当なのかどうかと、もう少し詳しく説明していただけるとありがたいです。

弁護士からの回答

結論から申し上げると、事故時から年5%の割合の遅延損害金が加算されます。

交通事故による加害者に対する損害賠償請求権は、多くの場合、正確には「不法行為」に基づく損害賠償請求権といいます(交通事故という加害行為(不法行為)によって被害者に生じた損害の賠償を請求する権利という意味です。)。

そして、金銭債権については、その支払いが遅れた場合、原則として年5%の割合による遅延損害金が発生することになりますので、不法行為に基づく損害賠償請求権についても、支払いが遅れれば、同様に年5%の遅延損害金が発生することになります。

この遅延損害金が発生する時期については、法律には定められていませんが、大審院(今の最高裁にあたります。)で、不法行為時から遅滞となると判断され、不法行為時から遅延損害金が発生することとされています。

そのため、交通事故による損害賠償請求においては、損害額の元本に加え、事故時から年5%の遅延損害金も請求することができるという結論になります。

関連キーワード
交通事故の弁護士無料相談

交通事故の後遺障害1級~14級・死亡事故のご相談は無料です

交通事故の弁護士解決実績 交通事故を弁護士に相談する

交通事故の慰謝料自動計算機

後遺症自動シミュレーション 死亡事故自動シミュレーション

おすすめの記事
基礎知識
交通事故による損害賠償請求権にも、時効はありますが、損害賠償の内容によって異なります。 ①自賠責保険に対する被害者請求の時効 平成22年3月...
基礎知識
交通事故に遭い治療を受ける場合、自由診療で治療を受ける場合が多いのが現状ですが、健康保険取扱いの指定を受けている医療機関では、健康保険証を提...
交通事故相談
交通事故で脳挫傷になり、入院後退院して、現在治療中です。 事故前より記憶力かなり低下したように感じます。 医師からは高次脳機能障害が残るかも...